葬送供養のあれこれ~プロが教える豆知識~

素材から見る遺骨ペンダント①

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近年の遺骨ペンダントは、素材のバリエーションが大変豊富になってきました。
大切な人の魂が宿る遺骨ペンダントをそれぞれ素材の観点から利点を見ていきます。

優しい輝きの「シルバー」

遺骨ペンダントの素材①画像01

シルバー925とは銀の含有率92.5%の銀合金でシルバーアクセサリーに広く使用されています。 なぜシルバー含有率100%のシルバーを使用しないのかというと、シルバーの純度が100%だと、柔らかすぎたり、変色しやすく直ぐに輝きが失われたりする為、アクセサリーとしては不向きだからです。
そこで銀92.5%と残り7.5%の割金、主に銅(他にニッケルやコバルト、アルミニウム等を使用している場合もあります)を混ぜる事により、アクセサリーに最適な素材を作り出しています。
一般的に925が一番硫化しにくく(黒くなりにくく)、着用して使用するにも適度な固さになります。 銀に比べ、銅の方が硬いので銅の割合が多いほど硬い材料になります。
シルバーは磨くと輝く様な美しい白い光沢が特徴ですが、すべての金属の中で、可視光線の反射率が90%と水銀と供に最も高い金属に位置し、丁寧に研磨する事によりプラチナよりも強い輝きを出すことが可能です。
しかしシルバーは金やプラチナと違い、化学的に安定した金属では無い為、化学変化を起こしやすく、黒く変色するのでお手入れが必要です。

優しい色合いの「イエローゴールド」

遺骨ペンダントの素材①画像02

イエローゴールドとはゴールドの一種で、その名の通り純金(ゴールド)に比べて黄色味が強いゴールドのことを表します。 イエローゴールドは銀と銅が12.5%ずつ入るため、18kのゴールドより黄色味を帯びており、温かみのある色合いです。

明るい色合いが美しい「ローズゴールド」

遺骨ペンダントの素材①画像03

ローズゴールド(ピンクゴールド)とは金・銅・銀・パラジウムで鋳造された金合金のことで、華やかで上品な色調で特に女性に人気のゴールドカラーです。

独特の淡い色調を持つローズゴールドを作るためには銅・銀の他にパラジウムを加えます。 ローズゴールドは材質が硬くなることから、さらに柔軟性を与えるために亜鉛が加えられることもあります。

イエローベースの肌に合う「ホワイトゴールド」

遺骨ペンダントの素材①画像04

ホワイトゴールドはパラジウムを混ぜて、ゴールドに白を混ぜたプラチナよりも明るい薄黄色をしていて、また変色もしない素材です。

金とパラジウムの二金属で鋳造される二元合金はシャンパンゴールドとなり、このシャンパンゴールドにロジウムコーティングを施したものがホワイトゴールドになります。

ゴールドカラーまとめ

遺骨ペンダントの素材①画像05

銅の割合を少し多くするとピンクゴールド、銅の代わりにパラジウムという金属を混ぜると白っぽくなり、ホワイトゴールドと呼ばれます。 ゴールドは純金に近ければ近いほど変色しづらいとされており、24kの純金であれば、ほとんど変色しません。
24kのほうが色は綺麗で高価ですが、金はとても柔らかい金属なので、爪で強く推すだけで傷がついてしまうほど強度が弱く長く使うには向きません。 ただ、18kのゴールドのようにほかの金属が混ざっている場合には銅などが変色しやすいため、こまめに拭くなどの手入れが必要になります。 変色と言っても黒くなるのではなく、イエローゴールドなら黄色味が強く、ピンクゴールドなら赤っぽくなります。

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