葬送供養のあれこれ~プロが教える豆知識~

突然の葬儀でも慌てない、3つの豆知識

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突然の訃報でご遺族も、関係者の方も慌ててしまう場合が多く、作法ばかりに気を使ってしまって故人様を偲ぶタイミングがなかなか取れないことがあります。そこで、今回は葬儀に関する3つの豆知識をご紹介いたします。

1.香典の相場はいくら?

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「香典」とは線香の代わりに供えるという意味があり袱紗に入れて通夜や葬儀の際に受付の方やご遺族に手渡すもので、参列の際「この度は誠にご愁傷さまでございます」等のお悔やみの言葉を添え、袱紗から香典を出し、受手側に正面を向けて手渡しします。
香典の相場は年代や故人の関係性で変わります。香典を渡し忘れた場合は儀式が一段落した時点で手短にお詫びを伝え香典をご遺族にお渡ししましょう。

【平均的な香典料金】

親族 1万円〜5万円
友人 5千円〜1万円
職場 5千円〜1万円

2.葬儀参列時のお焼香マナー

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仏式の場合ではご住職の読経から始まり、焼香の順番は一般的には「遺族・親族」「一般参列者」の順に進みます。宗教によって様々な作法があるので一般的な作法をご紹介致します。

  • 1. 親族に一礼し、その後遺影に向かい合掌礼拝します。

  • 2. 右手で香を適量つまみます。

  • 3. 額のあたりまで押しいただきます。

  • 4. 香炉に静かにくべます。

  • 5. 合掌礼拝します。

焼香の作法を間違えてしまったとしても慌てずそのままで結構ですので最後まで行いましょう。大切なのは慌てず落ち着いて亡くなられた方のことを偲ぶことが重要です。

3.通夜と告別式の違いは?

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「仕事が忙しくて通夜と告別式両方には出席できそうにない。どちらに出席すればよいか」と若い年代の方に聞かれる場合があります。
まずは通夜と葬儀・告別式の違いをご紹介致します。

●通夜とは

故人様のご親族や親しかった方々がお別れを惜しむ宗教的な儀式で、明かりを絶やさず夜通し傍についてご冥福を祈ります。近年では告別式に参加できない方のためのお別れの場に変化しており、1時間程度で終える半通夜が増えております。

●葬儀・告別式とは

葬儀と告別式は別々の儀式でしたが近年では同時に行うことが多いです。告別式は社会的な意味合いが強く、故人様との関係がそれほど深くない場合は、最低でも参加できるのであればどちらかには参列しましょう。

例として、家族で参列する場合は子供はお通夜のみで父親だけが通夜・告別式に参列など、ご自身の状況にも合わせて予定を考えてみて下さい。会社の関係者や取引先の関係者であれば会社の指示に従うようにします。

親しかった方が亡くなられた場合でもご遺族の方は葬儀の準備で悲しむ暇もなく参列者は突然の訃報で驚かれることが多いです。しかし、何よりいちばん大切なことは故人様との思い出を懐かしみご冥福を祈ることです。
慌てず、ゆっくりと故人様を偲ぶために、近年では「家族葬」や住職を呼ばない「お別れの式」、ピアノやヴァイオリン奏者を招き、好きだった音楽を演奏してもらう「音楽葬」など多様な葬儀が増えています。ご自身に合った葬儀を一度考えてみてはいかがでしょうか。
※地域の慣習、宗旨・宗派やご寺院様の意向などで作法は異なります。最終的なご判断はお付き合いのあるご寺院様やご家族・ご親戚の方々にご確認のうえ行ってください。

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